ある男が願いを掲げた。
その男は「何が何でも願いを叶えてみせる」
という命がけの決断をしていた。
努力に努力を積み重ねた結果…
「何が何でも願いを叶えてみせる」
という状態が繰り返されていた。
そこで、その男は次に
「気合を入れすぎていた、願いを手放して、もっと楽になろう。」
と決め、行動を起こした。
すると…
「願いを手放し、もっと楽になった」
という状態が繰り返されることになった。
男は地団駄を踏みながら「次こそは、何が何でも変わってやる」と決め、行動を起こした。
すると…
「次こそは、何が何でも変わってやる」という状態が続いたのだった。
他にも…
「変わった」と思い込んでも「変わった」と思い込んだ状態が繰り返され
「具体的に行動を起こす」をしてみても「具体的に行動を起こす」という状態が繰り返され
様々な方法を試すと「様々な方法を試す」という状態が繰り返された。
しまいには、男は頭が混乱状態に陥ってしまった。
すると…
当然のように、混乱状態が繰り返された。
それでも、この男は諦めなかった。
その結果…
男はごく当たり前の、あることに気がついた。
「そうか、繰り返されるのか…」
そこで男は「これが宿命というものか…」と受け入れ、次のことを思いついた。
「であるならば、いっそのこと”幸せ”を感じてみよう。」
それからというもの、男には幸せな状態が繰り返さるようになったとさ。
その後、男に起きた問題とは?